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サッカー戦術クロニクルⅡ

Ⅰは買って、それなりに楽しんでⅡが出た時も買う気だったのだが図書館の入荷案内にあったので借りる。

Ⅰは記憶の限りでは「トータルフットボール」が何処から生まれ何処へ行くのか・・・という線が一本通っていた。
Ⅱはトータルフットボー ルと異なる戦術としてのマンマーク-カウンター、ロングボールについての記述と後は「欧州トップモード」の解説、という感 じでなんだか雑誌の連載を1冊の本にまとめた印象(ほんとは違うんだろうけど)。
それでも各章毎にへぇ、と思う所は多く、40年先を行っていたスイスの「ボルト」システムなど驚かされるところも多く・・・え、知っているのが常識?

最近思っているのは、氏の文章は大変分かりやすいのだが、簡略化し過ぎてないか?という事。
2008年のグランパスのサッカーを「ヨーロッパでの当たり前のサッカー」と言ってみたり  ((何故名古屋が急に出来たのか?pixyの指導 の賜物?日本人が出来た所/出来なかった所は?、ヨーロッパのどの辺のレベルなの?etc・・・)、2007年アジアカップの時点で代表の戦い方を「いつもと同じ」と唱えてみた り・・・簡略化して、それを評価するだけで、ではどうすれば?という面が少ない気がする。
まぁ、代表の「パス廻しごっこ」は最近クローズアップされてきたし、「定食」と呼ばれたりする←これはメンバーが同じという意味か から正しい見方だったのかも知れないけど。

サッカーの歴史何かを書いてもらうと楽しいかも知れない。「イングランド」「イタリア」「スペイン」「ブラジル」「日本」くらいで。

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