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「最後」の新聞 ~サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功~ を読んで

ずいぶん前からAmazonのWishListに入っていたのだが、「自分の区以外の図書館に有るんじゃないか?」と思いつき予約してみたら来たので読む。色々と考えるところが多かった。

まず、自分の立ち位置から言うと、

  • 30代中盤
  • エルゴラの購入は3×50=150号/年として、大体年に20~30号くらい買っている ((熱狂的なドラゴンズファンだった父も中スポは定期購読していなかった。なんで?と聞いたら「負けた試合の新聞なんか読むか!」と言われた。今、自分が完全にその位置にいる))
  • なんだかんだ言って結構買っている ((今、部屋を漁ったら2007年のエルゴラが出てきた。確か大久保@セレッソ大阪な表紙のエルゴラを買った記憶がある))
  • 関東在住グランパス&FC岐阜ファン ((サポというほどでもない))
  • 年間Liveサッカー観戦数は数試合。スカパー!のJリーグパックは基本加入(今はオフシーズンなのではずしてます)

まぁ言われてみれば確かに「なんで新聞なんだ?」という疑問は浮かんでくるが、-実際は「直感」なんだろうけど-理由としては、

  • 雑誌より早い速報度
  • 安価に大量の情報を共有できること
  • 金曜プレビュー→月曜レビュー→水曜コラムという「ユーザーエクスペリメンス」
  • 雑誌の様なユーザインターフェース
と、いうことなんでしょうな。面白いのがサッカー関連書籍として、「月刊誌」が無いこと。ネット→スポーツ新聞→週刊専門誌→季刊誌。サッカーのスケジュールに”月”の概念は低い、という事なんだろうか。そういう意味では逆に「週3回」の理由は非常に納得。雑誌のような(それこそNumberのような)紙面レイアウトは言われてみれば納得。安価な情報流通手段というのも言われてみれば・・・という感じ。何気に色々練られた(結果的にかもしれないが)形だったのだな、と。

で、だ、自分の購入傾向としては、水曜日>月曜日>金曜日。

関東で多くの人に「エクスペリメンス」を供給するためにはFC東京か、レッズ、でなければ関東の一番成績上位チームが表紙に来てしまうのは、関東在住である以上仕方ないのかも。が、買ってみて150円のうち、3ページ(表紙+2,3面)に記事が載っているか、1/4(J2のFC岐阜だともっとひどい)ページしか載ってないか分からないのかは非常に購入する側としてはギャンブル。本当、2011年は「名古屋表紙来るだろコレ!」と思ったら何度Fマリだったり柏だったりしたことか・・・今見てみたら月曜日発行分で名古屋表紙無いし。あ、名古屋が優勝した2010年も表紙になったの何回よ?って感じだったし。嫌、多分売れなかったんだろうな、うん。

そして月曜日発行分についても。特に日曜日・ナイトマッチ・関東区域外という状況になると情報量が大変に少なくなる。浮かれて買ったら「詳細は水曜日に」で、水曜日に買ったら月曜日と変わんないどうなってんのコレ、という事があると非常に悲しい。

というわけで、水曜日という選択になる。「読み物」を目指しているので、特定クラブのサポでなくともある程度(特に経営者のインタビューとか)読めるし、J以外(ユースとかヨーロッパリーグとか)の情報もあるし、なんといってもとうこく氏のマンガがあるからね。ある意味サカマガ/サカダイの500円近い価格を毎週支払えないに時間的にも読み込めないからこれで代用しているのかもしれない。

そんな感じで、週3回でるペースについては不満は無いが、150円の中にどれだけ贔屓クラブの情報が入っているかは買ってみないと分からない/あるいは既に購入した人の報告を聞くしか方法が無いのは、メディアとしてどうよ、とは思います。せっかく来るスパイリポートももう少し本文に踏み込んだ内容で配信してほしい。

結果として、最近の金曜日は「DALFOID」の電子版である程度満足してしまっている俺がいます。あ、勝った日の月曜日は別。

で、新聞のカタチとしてはしばらくは続くとして、次に来るであろう電子配信の話。こちらについては、まぁ書かれたのが2010年の後半という事もあり、今と違うんだろうがちょっと?な感じ。そういえば、と思い今日「DALFOID」を久しぶりに起動してみると、沢のFIFA年間最優秀選手の記事が載っていたのだが、それこそ情報が「一次情報」レベルで、とても残念。まぁJリーグの対極の賞なので情報に付加価値を着けられないのは何となくわかるんですが、どうよ?という感じ。

それ以外にもこの「DALFOID」、不満は割と多い。まず、シーズン中、プレビュー/レビューの記事が公開されるタイミングが中途半端だった。おそらく紙媒体との情報のリリーススピードの差別化だと思うのだが、有料化してもこれだと辛い。次に、意外と気が付いたのが登録クラブ以外の情報が殆ど無いこと。新聞形式だとなんだかんだ言っても見出しレベルは読んで(見て/認識して)いるんだけど、電子媒体になるとまったく配信されないから全く世界が広がらない。コラム等の読み物も配信されないから、情報レベルがそれこそ低く、アプリとの接触時間が短くなってしまう。後半に出てくる「パッケージ・コンテンツ」という形になっていない。

どうすれば良いかは分からないし、きっとこの本のように色々と「見える化」を考えている人なので、きっとそのうち答えは出てくるんだろうけど、個人的にはこんな感じかな?

  • 贔屓クラブの練習/試合日にはほぼ必ずレポートが送られてくる
    担当者が複数いるかな?だけどBLOGOLAみたいに不定期ではなく、週1でもよいから定期的に欲しい。
  • 紙メディアとの時間差が無く、プレビュー/レビュー記事が読める
    と、書いてみたがまぁゲーム前でも良い、かな・・・?
  • 紙メディアとの時間差があってよいので、見やすいUI(デザイン)の画面を提供してくれる
    それこそポスターで無く壁紙を、ですな。
  • ↑を保存できる。紙媒体でページ跨りの多いエルゴラはスキャンが現実的に難しいのです…
  • 紙版を安価に購入できる特典がついているとうれしいかも(世界を広げる雑誌的な役割として)
で、1000円/月までかなぁ・・・どうだろう。
調べてみると、一応過去のエルゴラは電子版で発売しているみたいだからその気になれば一番下はできるのかな?ま、依然と変わらず名古屋ネタを探しつつ購入する日々は続きそうです。

コメント

  1. 【読書感想】『「最後」の新聞 サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功』

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