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Weekly books “チャンピオンズリーグの20年”

毎週のレビューを書こうと思い始めると読むペースが極端に落ちる皮肉

[amazonjs asin=”4309273513″ locale=”JP” title=”チャンピオンズリーグの20年 —サッカー最高峰の舞台はいかに進化してきたか”]

チャンピオンズリーグ(以下UCL)といえば、♪ザ チャ~ンピオ~ン な音楽が出てくるんだけど、この本はピッチレベルでの歴史を書くと共に、どうしてUCLが今のレベルに至ったか、というピッチ外の話も合わせて書かれている本。ピッチの中の話は、まぁ何冊か読んだことがあるのだが、UCLのフォーマットが基本的に3年おきに代わるのは放送契約の期間が3年だからとか、名前だけなんとなく聞いていたG-14が実はかなりUEFAを困らせていたとか、色々と興味深い事実が大量に出てくる。そういえば昔は2次リーグとかあったよなぁ、とか、最近はアポエルとかよくわかんないクラブが出てくるようになったなぁ、とか思っていたのだが、それらも含めて、UCLの歴史。ビッグクラブを利用してカネを産もう、常に大きな大会に出れるようにしてよ、金持ちクラブだけじゃサッカー発展しないでしょ、分かったから代表戦の保証してよ・・・とまぁ、色々とあったわけですね。そしてUEFAカップもといヨーロッパリーグの影がどんどん薄くなっていく。

さて、アジアチャンピオンズリーグはUCLのようにブランド化するのでしょうか。なんとなく、毎年ACLに行くクラブが無い現状では、”リーグ”にした意味が無いかなとも思う。

ところで、僕がUCLを見始めたのは、まだwowowでやっていた’01-’02シーズン、”薬屋”バーヤー・レバークーゼンvsリバプールの第2レグが最高だったからなのです。それに、’01-02といえば、決勝の”ジダンのスーパーボレー”なのだが、あの決勝戦も最後の数分のレバークーゼンの猛攻はすごかったんですよ、ホント。そんなG-14だったレバークーゼンも、”メガクラブ”にはなれなかったのか。そんな”ビッグクラブ”と”メガクラブ”、そしてこれからはパトロンがいなくても強大な売上高で戦える、”ギガクラブ”が出てくんのかな。

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