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GP CAR STORY Vol.9 Lola LC90

ひょこひょこと発売日に近所の本屋で買ってきました。今回はフライングせず(できなかった)。なんだかんだ言って毎号買ってますね。

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このシリーズ、個人的には”マイナーなクルマほど中身が濃い”という気が。今回も鈴木亜久里を筆頭にジェラール・ラルース、ドゥカルージュ、ミシェル・テツ、クリス・マーフィー、マウロ・フォルギエリ、果てはエリック・ベルナール ((今はジェントルマン・ファーマーらしい)) までインタビューが載っている。

恒例のグランプリごとのディティール解説についても、途中から”BP”の緑のスペースが大きくなっているのには気づかなかった。・・・シーズン後半、”ESPO”の入金、滞り始めていたんだろうなぁ。これを見ながら、”GEO”ブランドがどうなったのか ((ESPOから別の人に譲渡されて今のGEOになったそうなfrom Wikipedia)) について、長年のナゾが解けました。

で、ここからが本当に思う所。

次、がMP4/7A?どうよ?それ名車か?まぁ、マクラーレン・ホンダの最後の1台だから、それも分かるんだけど、年代が狭すぎ。なんせ今回のLC90で’90年3台目(1/3)だし、97TとFW16を除くと、’88-’92までの間しか出ていない。ニッポンにおけるF1全盛期だというのは、まぁ分かるんだけど・・・

今回のLC90だって、まぁあの時代に新興・・・というか中位/下位チームが何を考えてクルマを作っていたかが分かるけど、正直、クルマはレースごとにほとんど発展していない-レース毎の変遷のほとんどがマーキングの差異になっている-ように見える。で、クルマ自体は特筆すべき事は無い、みたい。その状態で1冊にすべきか?ま、亜久里の1台としたらこれしか無いんだろうけど、どっちかというと今回のテーマは”懐かしきラルース時代の想い出であって、クルマの話をしていない。個人的にはもっとクルマによって欲しいのです…

だったらいっその事、F1の60年以上の歴史があるんだから、例えばW196(←極論すぐる)、Lotus type 25,49,72,79…、日本人にこだわるならRA272とか、BAR006とか。そういう方向に広げてほしいなぁ、と思うのです。だってRALLY CARSではポルシェ911やってんだよ?買ってないけど(馬鹿野郎)

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