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FIFA ClubWorldCup バルセロナvsアル・サッドを見に行く(生観戦)

クラブワールドカップがあって、バルセロナが来て、チケット発売日にネットにアクセスできたので、思い切ってチケット買って見に行ってきました。仕事全部放り投げたから明日が怖い。

ちなみにチケットは”どうせなら豪華に”と思ってカテゴリー1。1万7千円也。アホみたいに高い。チケットが郵送されて来たら (( また偉く豪華なチケット )) 、2階席13列。この値段で2階かよ!と思ってスタジアムに着いたら、かなり見易い席でした。ま、金額相応だったと言うべきか。

12月の夜にスタジアムでサッカーを見るのは初めてだったので、ヒートテックを上下とも中に着て、マフラー+手袋と重装備に。しかしそれでも寒く、西武ドームでもらったブランケット持ってこればよかったと激しく後悔。

で、ゲーム。今回準決勝を選択したのは、過去のCWCでは準決勝の方がヨーロッパチャンピオンの強さが見れるからだったのだが、今回は相手が悪すぎた。というかゲームプランに失敗した印象。とにかくアル・サッドが攻めない。自分たちのエリアに9人(10人かも)入ってディフェンスばっかりで攻撃する気配なし。0-0。あるいは1-1でPKで勝とうとも思っていたのだろうか。ただ、それをバルセロナ相手にするには相当きついんじゃないか、でも上手く後半までスコアが動かなかったらレギュラー入れてこないかなぁ・・・などと思っていたらあっさり自分たちのミスから失点。それやっちゃいけないだろう。点取られたあと、ちょっとだけ巡ってきたアル・サッドの時間帯も悪いことにハーフタイムの笛に助けられ、そのあとというか後半はもうグダグダ・・・昔のガンバのように失点上等!攻撃が通用するかやってやる!くらいの勢いが欲しかった。

そんな(特に後半)は練習試合な雰囲気になってしまったが、バルセロナのサッカーはやっぱり違う。TVや雑誌で騒がれるわけだ。プレーで「魂」を感じたのは一番後ろにいるプジョルくらい。後は冷静にボールを運んでいる印象。短いワンタッチパスをバシバシ繋げて、スペースを見つけて飛び込んでくる選手にグラウンダーなパス。あるいはドリブルで突破。攻撃が基本的に「地上戦」で大きなサイドチェンジや(2本くらいあったかな?)高いクロスがほとんどない。何より驚いたのは攻撃中にボールを取られても、すぐに奪い返しに行き、なかなか相手ボールにさせないこと。そして、なんとか前線の選手へ、と送られたボールに対して、1vs1になる瞬間は気合を入れて体をぶつけに行き、バルセロナボールの状態をひたすら続ける。ボールを持ってゴール前に近づくときだけ明らかにスピードというか走っている雰囲気が違う。なでしこジャパンが「女版バルセロナ」と言われたこともあったけど、やはり本家は違う、と感じた次第。

ただ、逆にプジョル(と、アビダルなのか>最終ライン)とのボールの取り合いになんとか勝って、そのこぼれ球を高速FWが取ったら物凄いチャンスになるような気がする。でもきっとそれができないからバルセロナは強いのだろう・・・

それにしても寒かった(気温が)。そして今までJか代表戦しか行ってなかったので、サポーターのチャントが延々と流れるゲームしか体験してなかったんだけど、今回は本当に静か。6万人以上入ったゲームの割にすごく静か。メッシのオーバーヘッドなど局面でのみすごく盛り上がるという、異様な感じだった。

次行くときはグランパスが出たゲームかな。

 

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