みんなのミュシャ展 行ってきました。

ミュシャ展

渋谷の金券ショップに行ったら、1600円のチケットが900円で売られていて、これなら失敗しても良いか、と思っていたら、結局2時間会場にいました…

ミュシャについては、2年前、国立新美術館のミュシャ展に行ってきたんだけど、あれは「スラヴ叙事詩」の展示会で、よく知っている、ミュシャ展では無かった。今回の展示会も「今年おすすめの企画展」として紹介されていたんだけど、正直、あまり惹かれなかった。

でも、思った以上に大量に展示されていた。「ジズモンダ」の本物(?)、多分初めて見たんだけど、多分等身大以上に描かれているのではないだろうか?大きさに圧倒された。前回の国立新美術館の時にはあまりフィーチャーされていなかった、「ジズモンダ」以前の仕事についても結構詳しく取り上げられていて、ああ、絵本の挿絵とか描いていたから分かりやすい線になって、雑誌のレイアウトとかやっていたからこういう配置が…と勝手に納得していた。素描なんかもあったので見たんだけど、やっぱりこの人、基本的に画が超上手い…1 、それに線の捉え方がなんとなく漫画チックであり、日本人にうけるんだろうなぁ、と勝手に納得してしまった。

いわゆるミュシャっぽい画がたくさん展示されていて、改めてじっくり見て思ったのは線の太さの使い分けだろうか。輪郭線は太く、表情の部分は細い線で描かれている…って、これが見る人に強い印象を与えるんだろうなぁ、当たり前の事にようやく気が付いた。でももう一つ、スラヴ叙事詩の時にも感じたこちらをまっすぐ見つめてくる瞳のチカラ、これがどこからでるかはヤッパリわからなかった。今回だったらビスケット(だっけ?)のCMポスターのそれ。光るインク使っているのは、まぁそうかもしれないけれど、それ以上に吸い込まれるこの魅力は何なんだろう…という訳で売店にあったら買おうと思ったんだけど、無かったんだよね(見つけられなかっただけなのかもしれない)。つうか、売店で本気で1枚、ポストカードでも買って部屋に飾ろうと思ったんだけど、じゃあ1枚選ぶとしたらどれよ、で結局買えず。

で後半。要はミュシャにインスピレーションを受けた後世の画を挙げていくんだけど、アメコミの表紙の背景が確かにそれで、あぁ、コレはありなんじゃないか、と、感心してみました。それよりも感心したのが最後の最後にあった出渕裕!展示されていたことさえ知らなかったけど、ロードス島戦記のディードリット!その名前を思い出すことができずに展示の表記見て思い出したんだけど、いや、真面目にミュシャっぽい、アールルーヴォー初体験はこの辺のイラスト集だったのかもしれない。少女漫画ちょっと分かんねぇなぁ、と思ったら最後の最後に自分のバックボーンに繋がったのでした…

ミュシャ: 華麗なるアール・ヌーヴォーの世界

どれか1冊買っていくか、と悩んでこれかなぁ、と思ったのですが、これ、今回の展覧会に特化?しているのでスラヴ叙事詩関連がほとんどなくて…そっちの本と2冊買わないとダメなのかもね。

あと、なぜか1フロアだけ写真撮影OKになっていて、作品も”背景に映っているのはOK”ということなので、大きいのだけ映してきました…

  1. 俺が言うレベルではないのは承知の上で []