雲を抜けて、太陽へ!

岡野俊一郎氏版、「私の履歴書」と言ったところかな?川渕名誉会長は日経で「私の履歴書」を書いていたけどこちらは東京新聞の連載の書籍化・・・なんなんだこの差は。

僕の中では岡野氏はサッカー協会の会長、というイメージが強いんだけど、それはほんの一部で、そもそもサッカー日本代表選手であり、通訳であり、コーチであり、監督であり、JOC委員であり、IOC委員であり・・・とまぁ肩書き多すぎ。

東京/メキシコオリンピックの時代の話、ユニバーシアードの話、サッカー協会での話は色々なところで読んでいたので結構知っているエピソードもあったのだが、初めてだったのは学生時代のエピソード&JOCの話。

学生時代の話は「この人エリートだったんだな」という感じ。出会う人間の後の肩書が凄すぎる。首相とかなんとか。
冷静に考えれば戦後すぐにユニバーシアードに出た=その時点で大学生=その時代の大学進学率なんて=それも東大、といったらある程度エリートだよね。もちろんその地位に甘えるだけではなかったんでしょうが。だって田舎の人間じゃこんなの無理よ。

JOCの話は・・・僕の普段のターゲットに入っていないから知らないだけかもしれないけど、モスクワオリンピックボイコット騒動からJOCが独立法人になった、という話は意外だった。ただ、なんでJOCやめてサッカーに戻ったかは(多分意図的に)ごまかしているのが気になる。

一つ残念だったのは、「どうやって外国語をマスターしたのか」ということがまったく書かれていないこと。
いや、人生の契機であるクラマーとの接点は「通訳」だったのだから、しかも学生時代に外国とのつながりもあまりなさそうな雰囲気だったから、今の時代でも英語が苦手な僕としては、あの時代にどうやって勉強したのか凄く気になってた・・・けどまったく書かれていないということは、苦労してないということなんだろうか。それはそれですごいんだけど。

本自体はそれほど厚くないし、さすがに解説者だっただけあって、文章は綺麗なので非常に読みやすい本でした。

雲を抜けて、太陽へ!

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